魂を震わせる80年代インディーズ/パンクの名作50選(前編)

音楽

音楽におけるインディーズのシーンが最も熱かったのは80年代だと今でも思う。

俺は完全に後追いだけど当時に青春を過ごしたかったとどれほど思ったことか。

インディーズ/パンクの世界は荒削りな音だけどそこが逆に良かった。

テクニックはあった方がいいと思うけど、テクニックだけで語る音楽は退屈なものだと思ってしまう。

やはりパンクは狂ってなきゃ駄目なんだよ。

 

80年代インディーズシーンのバンドメンバーの唯一無二の個性が大好きだ。

他の人では作れないような世界観、徹底した美意識、ショッキングな行動に惹かれる。

The Stalinの遠藤ミチロウや殺害塩化ビニールのThe Crazy SKB、G-SchmittのSYOKO、それから戸川純など、圧倒的な存在感に俺はずっとやられている。

アルファベット順で中には80年代に限らず割と新しいものまであります。

知識が浅いのはご勘弁を。

個人の感想と思ってくださいね。

本当これらの音楽と出逢えたことは一生ものの財産だと思う。

 

※記事中に問題があればメールフォームよりお知らせください。修正いたします。

あぶらだこ/あぶらだこ(OK盤)

あぶらだこは2000年くらいにOK Recordsから初期の総集編が出たので知ったんだけど、奇声ボーカルに加え理解不能な詩がカオスな世界観を生んでて、何だこれはと思ったのを覚えている。

ハードコアの世界の中でも独特でGREAT PUNK HITSの中でもひときわ異彩を放ってます。

中期のあぶらだこはハードコアではありませんが、本質は全く変わってないと思う。

シュールな世界観は健在どころかますます熟成されててやっぱりすごい!

あぶらだこ
Pヴァイン・レコード

収録曲
01.ランニングハイ 02.忍耐 03.エルサレムの屈辱 04.絶句 05.無
06.原爆 07.米ニスト 08.クリスタル・ナハト 09.WHITE WOLF 10.LOGOS
11.煉瓦造りの丘 12.童愚 13.鏡の風景 14.OUT OF THE BODY 15.FUN (Live)
16.エルサレムの屈辱 (Live) 17.WHITE WOLF (Live) 18.忍耐 (Live)

あざらし/アザラシイズム

強迫観念友の会よりリリース。

北海道発、和風パンクバンドあざらしのCD。

ボーカルは女性で音はゴリゴリのパンクの音である。

DOLLに女スターリンって書かれてたけど、確かにスターリンや丸尾末広をほうふつとさせる。

怨物としてケース裏にメグ子嬢のらしき髪の毛が大量に入っていました。

アザラシイズム
強迫観念友の会

収録曲
1.少女椿 2.白痴 3.アザラシイズム 4.想像妊娠 5.残刻 6.呪怨ノ唄

CONFUSE/Old Master

CONFUSEは九州のパンクバンドで、蝉ギターとも呼ばれる金属ノイズ音が鳴り響くノイズコアです。

やっぱ当時のハードコアパンクって、ジャケがかっこいいんだよなあ。

やっぱりノイズコアといえばCONFUSEGAIだね

音源は多数リリースありますが、J.A.P. Recordsからの この作品で大体大丈夫です。

収録曲
1. Indignation 2. People Are Nuclear Poisoning 3. Rebel & War
4. Hate War. No War. Fuckin’ War 5. No Victor 6. Merciless Game
7. Disaster 8. The End… 9. Old Man 10. Atrocious Madness 11. Kill Time….
12. Hunger 13. Fuckin’ Lovers 14. Abuse Of The State Power
15. Fight Against The Plutocrats 16. All Things Change Into The Fasion

D-DAY/Vale of Promises

82年結成のD-DAYのセカンド7EP。

川喜多美子さんの声って優しくてすごく癒されるんだよね。

当時のインディーズのアイドル的ポジションだったんじゃないかな。

内容は失恋ソングだけど、暗くはなく不思議な美しさ、透明感・幻想的な風景が思い浮かべられます。

収録曲
SIDE A
1.SO THAT NIGHT 2.VALE OF PROMISES
SIDE B
1.HILL’S DREAM 付録ソノシート:FLOAT A BOAT

D-DAY/CROSSED FINGERS

2006年、ASPIRIN RECORDSより。

D-DAYは既に活動休止しているので過去の音源の総集編、と思いきや、なんと未発表音源盛り沢山のディスクが付いた2枚組での発売でした。

手に入れてから寝る前に通して聴いていましたが、川喜多美子さんの声って柔らかくて寝る時に丁度いいんだよね(失礼)。

Disc1はお馴染みの名曲揃いだけど、Disc2も良かった。

(She’s a)Sunday Thinkerは昼、a slice of the nightは夜の雰囲気がしっかりと感じられる対照的な曲として気に入っています。

crossed fingers
インディーズ・メーカー

収録曲
Disc1
1.Yacht Harbour 2.失くした遊園地 3.Peaches 4.Night Shift 5.CITRON
6.わたしの昼と夜 7.NOSTALGIA 8.Sweet Sultan 9.Dead End 10.MEMORY
11.DUST 12.KI・RA・I 13.So Thst Night 14.Vale of promises 15.Hills Dream
16.Float a Boat 17.僕には特別なクリスマス 18.ジェリー・ビーン
19.In The Midnight Hour

Disc2
1.Kiss Me At The Garden Gate 2.天使に似た君 3.(She’s a)Sunday Thinker
4.a slice of the night 5.Innocent Lover 6.Pho’be 7.Last Summer Wind
8.ひとりじめのx’mas 9.Here I Am 10.シェリーにくちづけ 11.Milky Way
12.さよならは突然いうものだから 13.Winter Wink

THE DEAD POP STARS/HYBRID BEST

アナーキストレコードを代表するバンド、デッドポップスターズの ベスト盤。

ビジュアル系はあまり聴かないけどパンク色の強いビジュアル系は結構好きなんだよね。

何気にカラオケにも入っているので行くと歌います(いばらの道)。

ボーカルKENZIThe CRAZY-SKB怪奇!動物アジテーターをやってるけど、バンドによって雰囲気がガラっと変わるのも違う顔を持ってる感じでいいと思う。

KENZIはパンクもビジュアルも似合っててかっこいい。

HYBRID BEST
Fire Wall Division

収録曲
Disc1 1. ALIVE -Dedicated to the savior- 2. W.A.R 3. WASTED-TIME
4. サティスファクション 5. ブーイングの嵐 6. MERRY-GO-ROUND & ROUND
7. SILENT FREAK SUICIDE COLLECTION 8. D.D.D 9. THE ALL NEW GENERATION
10. ハングリーグライダー 11. NATURAL BORN KILLERS 12. BUS・ガス・爆発
13. DEFORMED INFANT 14. DEAD’em KILL’em ALL 15. ASSHOLE
16. REJECT 17. 旗の下に -Quelle Fxxkin’ Drag- 18. 天上天下唯我独尊 (新録)

Disc2 1. いばらの道 (新録) 2. JUSTICE 3. Rainy Lane ~痛いくらいの愛
4. I still…. 5. EVER FREE ~虹の彼方へ 6. N・O・W ~明日への旅立ち 7. ….self
8. LAST LOVE 9. Beast & Flower 10. 夢は夢のままで 11. fairytale ~枯れ果てた花
12. TASTE OF MONEY 13. モノクロの嵐 ~Feel into the wind 14. ….for you

GISM/DETESTATION(LP)

GISMは正に暴力の象徴のようなバンドである。

鬱屈した破壊衝動が溢れ出る瞬間の暴動やテロをイメージさせる内容だ。

横山SAKEVI氏のデスボイスとメロディックなデスサウンドに突き動かされる一枚。

ジャケットのセンスが最高に良すぎます。

また、後にBEAST ARTSより発売されたCD盤に収録されている「SHOOT TO KILL」は超名曲!

GISMはとにかく横山SAKEVI氏が伝説的なインパクトを持ってるよね。

前に横山SAKEVI氏のインタビュー記事読んだけど思考の張りつめ具合がハンパじゃなかったのを覚えてる。

2000年代初頭のネットでの噂も凄かったよね。(詳細はやめときます)

収録曲
A面
1.ENDLESS BLOCKADS FOR THE PUSSYFOOTER 2.DEATH AGONIES AND SCREAMS
3.A,B,C, WEAPONS 4.NIGHTMARE
B面
1.DOCUMENT ONE 2.(TERE THEIR) SYPHILITIC VAGINAS TO PIECES
3.NUCLEAR ARMED HOGS 4.ANTHEM

毒殺テロリスト/放送禁止カタログ

殺害塩化ビニールよりリリース。新潟を守るバンド(?)、毒殺テロリストの1stアルバム。

毒テロはパンクとヴィジュアル系の中間のようなバンドだけど、正確にはヴィジュアル系っぽいパンクバンドでしょう。

替え歌や有名人攻撃をするあたりは猛毒と同じ要素がアリ。

内容は当然下らないんだけど、そういうのが純粋に面白いんだよね。

エロ、キ○ガイ、バカ、ネクラ、世間なんてどうでもいいぜ~と思わせてくれる心の清涼剤のような存在。

ドラ○もんも鬼○郎もサザ○さんも毒テロにかかれば単なる下ネタと化します。

収録曲
1.毒殺テロリストのテーマ 2.脳みそドロドロコスプレ娘 3.ババァの知恵
4.DORAEMON 5.GO-CON 6.ビデオ1 7.人身売買(ドナドナ)
8.すてきなプレゼント 9.サザ江賛 10.シコシコミラクル 11.シコシコオナ太郎
12.新潟弁DEATHよ 13.ドレミの唄 14.イチロウ/ソロ『BASS FISHING STRUGGLE』
15.Akubi/ソロ『次世代GAMER』 16.KEN-Chan/ソロ『第69回毒殺ダービー』
17.絵生会夢ShiLo-P/ソロ『とろろんとろろ』 18.ヤン坊マー坊天気予報
19.エップ!バリヤー!! 20.ラジヲ体操 21.びぢゅあるしょっかぁ 22.周富得の中華料理

GAS/1982-1986

80年代の広島のハードコアバンド、GASの初期~中期の音源を中心とした編集盤。

初期のバリバリのハードコアが聴けてよかったです。

個人的には宝島カセットブック「The Punx」で気になっていた、ナルミさんがボーカルの「邪悪の世界」も聴けて大満足の一枚。

収録曲
1. 反日本 2. 反戦 3. 脳 4. KIKEI 5. THALIDOMIDE 6. NO MORE HIROSHIMA
7. DEFENO 8. FUCK THE SYSTEM 9. THE DAY AFTER 10. KILL THE BABY
11. 現実逃避 12. 夢追い人 13. 魔女裁判 14. 欲求不満 15. 亡児 16. 邪悪の世界 (LIVE)
17. SWEET EMOTION (LIVE) 18. WORLD PEACE (LIVE)
19. 魔女裁判 (不法集会GIG) 20. THE DAY AFTER (不法集会GIG)

GASTUNK/DEAD SONG

80年代のハードコアを語る上で外せないGASTUNK。

ハードコア四天王の一角、GASTUNKの1stアルバムです。

重厚な音、極限の世界に虜にされる。

ガスタンクはどの音源も良いんですがやっぱり1stは格別です。

収録曲
1.黙示録 2.NIGHT SIGHT LIGHT 3.WARBIRD 4.胎児(SAD) 5.COMPUTER CRIME
6.FASTEST DREAM 7.INTER LOPER 8.THE EYES 9.DEAD SONG

GASTUNK/Mr.GAZIME

ガスタンクはハードコアでかつ独自の世界観があるところが大好きだ。

BAKIの情熱的なシャウトや重厚な演奏でジャケのような重い世界観ができています。

非常に濃密な1枚。

収録曲
A面 1. Mr.GAZIME
B面 1.IN THE FIRE 2.THE BIRTH OF STARS

V.A/GET THE PUNK

これ1つにインディーズ、パンクの歴史が詰まっている夢のようなセット。

DOLLが編集したとあって内容はさすがとしか言いようがない。

The STALINTHE WILLARDのようなパンクから、D-DAYG-SCHMITTなどのような、女性ボーカルのものまであります。

G-SCHMITTをこのオムニバスで初めて聴いたときは本当に感動したのを覚えてる。

DOLLは大好きだったんですが、無くなってしまって本当に残念だね。

GET THE PUNK-J PUNK&NEW WAVE-
インペリアルレコード

収録曲
<DISC-1>
1. MOMOYO & The Lizard「サ・カ・ナ」 2. MIRRORS「衝撃X」 3. MR.KITE「共犯者」
4. FRICTION「AUTOMARIC FRU.」 5. S-KEN「魔都」 6. 8 1/2「シティーボーイ」
7. E.D.P.S「TURNIN’ LOOSE」 8. メトロファルス「なしくずしオペラ」
9. ULTRA BIDE「インプロヴィゼーション・アナーキー」 10. SS「Mr.Twist」
11. BOYS BOYS「MONKEY MONKEY」 12. 水玉消防団「真空パック・トラベル」
13. ZELDA「マッチング・シュール」 14. PABLO PACASSO「紫外線」
15. 突然ダンボール「夢の成る丘」
16. 非常階段「Live at Shinjuku Loft. Augast 29 th 1981(digest)」
17. AUTO-MOD「LOVE GENERATION」 18. アレルギー「J.B.の夢」
19. NON BAND「Duncan Dancin’」 20. 吉野大作&後退青年「彼女はフィクション」

<DISC-2>
1. Phew「Flood」 2. 招き猫カゲキ団「砂漠のマリアンヌ」 3. ゲルニカ「集団農場の秋」
4. P-MODEL「ROOM RUNNER」 5. G-SCHMITT「farewell」 6. 黒色エレジー「夢の成る頃」
7. ヤプーズ「バーバラ・セクサロイド」 8. コンチネンタル・キッズ「GO GO FREEDOM」
9. WARRIORS「BORN TO RIDE」 10. キャ→「ピラニアBOY」
11. サボテン「エメラルドの山彦」 12. ゲンドウミサイル「ゲンドウ ダンシング」
13. 少年ナイフ「アントニオバカ貝」 14. THE 5.6.7.8’S「FRUIT BUBBLE LOVE」
15. 赤痢「青春」 16. スペルマ「恋のスナイパー」 17. パパイヤパラノイア「タコのおんがえし」
18. GIRLS「野良猫」 19. いんど猫「白日―HA・KU・JI・TSU-」
20. ミン&クリナメン「フラッシュ・ザ・ナイト」 21. GO-BANG’S「プリマドンナはお好き」

<DISC-3>
1. THE STALIN「ロマンチスト」 2. THE STAR CLUB「SOLID FIST」
3. アナーキー「ノット・サティスファイド」 4. THE WILLARD「NIGHTMARE」
5. the 原爆オナニーズ「LIFE IS A GAMBLE」
6. KENZI&THE TRIPS「BRAVO JOHNNYは今夜もHAPPY」 7. THE POGO「FUNKY ROCK’N ROLL」
8. THE RYDERS「LET’S GET TOGETHER」 9. THE STRUMMERS「STAND AGAIN」
10. 責任転嫁「IN THE SHADOWS」 11. ニューロティカ「ア・イ・キ・タ」
12. THE LOODS「LOUD MACHINE」 13. THE GOD「ROCK’N ROLL TOY」
14. GYMNOPEDIA「HUNTER」 15. SISTER RAY「もっと愛して」 16. AWSCHWITS「LOVE ME」 17. D-DAY「SO THAT NIGHT」 18. ばちかぶり「未青年」 19. グレイトリッチーズ「金くれ」
20. THE LONDON TIMES「僕は言いたい」 21. 筋肉少女帯「元祖高木ブー伝説」

<DISC-4>
1. 頭脳警察「銃をとれ」 2. SHEENA&THE ROKKETS「涙のハイウェイ」
3. サンハウス「レモンティー」 4. THE ROOSTERS「LET’S ROCK(Dan Dan)」
5. 大江慎也with Johnny Thunders「(Give him a)GREAT BIG KISS」
6. THE NO COMMENTS「あの娘のウエスタンストリート」 7. THE COLLECTORS「僕はコレクター」
8. 16 TONS「いかりをあげて」 9. YBO2「BOYS OF BEDLAM」 10. 割礼「リボンの騎士」
11. SODOM「BREAKING GLASS」 12. THE ZOLGE「SAINTLY EVIL BOY」
13. MESCALINE DRIVE「JIMI JIMI」 14. 暗黒大陸じゃがたら「タンゴ」
15. ROSA LUXEMBURG「さいあいあい」 16. THE GROOVERS「HEAVEN」
17. THE NEWEST MODEL「こたつ内紛争」 18. アンジー「天井裏から愛を込めて」

G-Schmitt/G-Schmitt(1stソノシート)

G-Schmitt(ゲーシュミット)、このバンドは俺の心が弱っていたときに支えてくれ、平安とわずかばかりの希望を与えてくれた。

闇の世界に浸ることでメンタルの悪化もあったけど、それもまた良い思い出。

代表曲、Kの葬列を主とする、3曲のみながら質が高い名盤。

G-Schmitt/alternative gArNeT

レコード版からのリミックスが多く、全体的に落ち着いた曲が多いアルバム。

最初はこのアルバムの良さがよくわからなかったんだけど、 途中から好きになってきて、気付いたらしょっちゅう聴くようになっていた。

どっちかというと静かに落ち着きたい時に聴くのがいいかな。

外装は通常のCDケースと、黒のデジパックの限定版がある。

収録曲
1.Balsam 2.Future Daze 3.Coda II(The Ark) 4.Isis (The Darkness) 5.Es
6.Le Paradis 7.Cathedral Junky 8.Obsession Obscure 9.Icaros Desending [II]

G-Schmitt/STRUGGLE TO SURVIVE

ヴェクセルバルクよりリリース。

G-Schmttの中で一番好きなのがこれ。

中でもラストのテンポが速いほうのfarewellを初めて聴いた時は衝撃だった。

G-Schmittというバンドを知ると共にSYOKOのことが頭から離れなくなってしまった。

運命のような出会いだったよ。

今思えばG-Schmittは曲の良さもさることながら、SYOKOの存在があればこそだな、と今改めて思う。

雑誌のインタビューでも、ビデオでも話してることが本当に素敵で人としての魅力を感じたんだ。

 

このアルバムはcatholicやbelladonnaなどどちらかというと激しい曲も多く、このアルバムを「動」、alternative gArNeTを「静」とイメージして気分で聴くのを選んでた。

ジャケのシールは 画像の白のものと、黒のバージョンもある。

収録曲
1.Kの葬列 (k) 2.catholic 3.limit 4.千夜一夜 (the 1001 nights) 5.farewell
6.waltz 7.mescaline dream 8.赤い華 (belladonna) 9.lotus garden
10.someday somewhere 11.grand circle 12.public game 13.farewell (live)

G-Schmitt/MODERN GYPSIES(LP)

こちらもヴェクセルバルクより。

SYOKOのアップが印象的なジャケ。

LPの「gArNeT」もそうだけど、SYOKOはルックス的にジャケにどアップで写っても見栄えがする。

だけどSYOKOの魅力はもちろん顔だけじゃなくてスージー・アンド・ザ・バンシーズのような呪術的な世界をしっかりと体現していることにもあると思う。

いわゆるアイドルじゃなくてきちんと美学を持ってやっているところが俺は好きだ。

 

「千夜一夜」は印象的なイントロとささやく様なSYOKOのボイスが印象的。

「Farewell」はこのLPではゆったりと落ち着いた曲だけど、『Struggle to survive』のパンクロックバージョンでは速く、激しい。

パンクロックバージョンの方は自分の中でインディーズベスト3に入ります。

G-SCHMITTは単なるアイドルでもなくパンクかつロックでもあるんだけど、典型的なパンクロックとは言い難く他に似た存在が見つからない。

唯一無二の存在感は非常にインディーズ的であり、インディーズならではの存在とも言えると思う。

収録曲
1.LIMIT 2.THE 1001 NIGHTS 3.FAREWELL 4.WALTZ

愚鈍/愚鈍

広島のハードコアバンド、GUDONの総集編盤。

29曲収録。ハードコアバンドの中でも特にインパクトが強い愚鈍。

ノイジーなギターに地鳴りのようなボーカル、呪いのように怨念が凝り固まったような歌詞は圧巻だ。

「鉛の愛」は発される言葉の一つ一つによって歪んだ世界にたたきつけられ、二度と戻れなくなってしまいそうになるぐらいすごい。

GUDON
インディペンデントレーベル

ハイテクノロジースーサイド/スクリーミング菩薩DJ

ハイテクは一言で言うとやばい。

それじゃ説明になってないからもっときちんと言うと、いくところまでいった感がある。

とにかく危険で、それからちゃんと「カッコよい」こともポイント。

過激なだけでなく、ロックンロールしてる。

 

それからハイテクはネーミングセンスがすごいんだよ。

それはQP-CRAZYも南無南無墓マーダーもだけど一度聞いたら忘れられない曲タイトルになってる。

そして思想や音だけに留まらず、外見やパフォーマンスまでが洗練され、一つの最先端を感じさせられるところまで行き着いている。

これはすごいことだ。

 

そして1stであるこのアルバムはスターリンの影響を色濃く受けた音。

歌詞もThe CRAZY-SKBの独特の世界観がミックスされて世界の終わりがくる世紀末(当時)を感じる。

中期以降より勢いが優先されているしかなり狂っているけど、音楽的にはしっかりしてると思う。

ラストのスクリーミング菩薩DJはもうあれはイってます。

俺は100回ぐらい人間やめました。

収録曲
1.南無阿弥陀仏 2.ゴッド・ブレイン・イレイザー 3.如来ハンター 4.切り裂きジャップ
5.ペイント・イット・ブラック・サバス 6.サイ菊(キック)の墓 7.スクリーミング菩薩DJ

ハイテクノロジースーサイド/公開自殺宣言

1992年発売のハイテクノロジースーサイドの2nd。

このアルバムがハイテクの最高傑作だと思う。

アルバムタイトルでもある公開自殺宣言は名曲です。

歌詞が何気に未来を予知してる?

死体(ゴミ)が捨てられないとか、死(ダイ)×死=16 (シブがき隊にNAI・NAI 16という曲がある)とか相変わらず曲名のセンスがいいですね。

収録曲
1.SM拷問441 2.公開自殺宣言 3.骨 4.愛のカリバニズム 5.自殺まで45秒
6.屍 7.自殺未遂 8.死体が捨テラレナイ 9.骨まで薬師如来 10.父母絶叫!!
11.自殺ノススメ(地獄へのパスポート) 12.DIE×DIE=16 13.飛び降りマッハGO!GO!

V.A/ハードコア不法集会

ラフィンノーズ、MOBS、BAWS、LIPCREAM、GISM、 COBRA、OUTO、ZOUO参加。

GREAT PUNK HITSOUTSIDERと共に有名なハードコアのオムニバスです。

最初全く知らずにジャケ買いして衝撃を受け、後ですごいものだと知った一枚。

どのバンドも良いけど、特にGISMとZOUOからはそれまで知らなかった感覚を与えられた。

ZOUOは入手困難ですがTHE FINAL AGONYも名作です。今ならYou Tubeで聴けるね。

ハードコア不法集会
ポニーキャニオン

 

後編に続く!

魂を震わせる80年代インディーズ/パンクの名作50選(後編)
掲載順はアルファベット順で中には80年代に限らず割と新しいものまであります。 インディーズじゃないのもあるかも知れません。 ※記事中に問題があればメールフォームよりお知らせください。修正いたします。 INU/メ...

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